
’08年、『マクロスF』で衝撃的な歌声を響かせたMay’n。第一線を走り続ける歌姫の夢とは

『マクロスF』当時は18歳
アニソンといえばLiSAが『鬼滅の刃』でブレイクしたが、’08年、『マクロスF』で衝撃的な歌声を響かせたのが、当時まだ18歳だったMay’n。
以来、アニソン界の第一線を走り続け、海外にも多くのファンを持つ。
「先日、中国発のSNS・Weiboのフォロワー100万人突破記念で生配信をしたら、1時間で30万人以上もアクセスがあり驚きました。最近は欧米やアジアだけでなく、南米など新たな地域からのアクセスも増えています」
変わらない私のまま、変わり続けてきた
今でこそ世界的な人気を誇るが、『マクロスF』のヒロインの一人、シェリル・ノームに出会うまでは、2、3人の客を前にライブをしていたことも。
「シェリルは私に歌う場所を与えてくれた。でも、当時の私は歌うことに必死で、まだ未熟でした。だから今は、歌い手、作り手としての表現力をもっと深めていきたい。デビューから16年間は、変わらない私のまま、変わり続けてきた軌跡でもあるんです」
近年は、ミュージカル初挑戦で名優・市村正親と共演するなど、新境地を切り開く。30日には4年ぶりのフルアルバムをリリース。
「夢は地元のバンテリンドームでライブ! ちょっと大きすぎるかな(笑)」
歌姫の大いなる挑戦に期待したい。
【May’n】
愛知県出身。これまでアニメ、ゲーム、映画の主題歌を数多く担当し、日本武道館や横浜アリーナで5度にわたり単独公演を開催。30日にニューアルバム『momentbook』をリリースし、9月上演予定のミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』にグロリア役として出演